プログラマは、プログラミング言語を用いて、さまざまなシステムやソフトウェアを開発する仕事です。
プログラマに求められるスキルや資質は主に5つで、まずはプログラミングに対する資質が求められます。
プログラミング言語は多数あり、開発するシステムやソフトウェアによって扱う言語が異なるため、多くの言語や応用スキルが必要でしょう。
次に挙げられるのは、数学と英語に関するスキルです。
例えば、ゲームソフトのプログラミングではリアルな動きを表現するため、力学を用いて計算しなければなりません。
また、プログラミング技術の多くは海外から入ってきており、英語での説明が多いことから、英語スキルも求められます。
3つ目は、プログラミング理論についての知識です。
プログラミング理論とは、コードを記述していくうえでの基準やモジュール分割を行い、メインルーチンなどの信頼性や可読性を高めることです。
これらは、プログラムの処理速度や品質などに大きく関係するために必要な知識になります。
4つ目は、ロジカルシンキングとも呼ばれる論理的思考能力です。
論理的思考力とは、課題や問題を解決するために筋道を立てて考える力のことで、プログラミングにおいて必要不可欠と言えます。
5つ目は、コミュニケーション能力です。
システム開発では、プロジェクトマネージャなどが顧客との窓口になりますが、案件によってはプログラマが直接顧客との打ち合わせを行います。
また、大きなプロジェクトでは大勢のプログラマやシステムエンジニアなどが関わることから、コミュニケーション能力が必要です。